いつもご閲覧いただきありがとうございます。
田中卒塔婆WOKS土屋です。お盆で使われる卒塔婆の配達もある程度ご寺院様にお届けできほっとしております。
御寺院様におきましては、今年も早くに注文していただきありがとうございました。まだまだお忙しい時期ではありますが、暑さも厳しくなりますので、ご自愛下さい。
さて、私たちの会社ではありがたいことに毎日忙しく卒塔婆を作らせていただいております。暇な時期がないのは本当に幸せなことだと実感しております。先日はお盆用の卒塔婆を5000本ぐらい作りました。
卒塔婆の頭を付ける作業で、十数枚を束にして刃物が回っている機械にいれます。
上記の写真は刃物が高回転で回っています。これは静止画ですが、回転が早すぎて実際もこの静止画と同じ状態です。卒塔婆を作る時に最も気をつけて作業しなければならない場所です。少しでも気を緩めてしまったら、、、想像するだけで怖いです。
ですので、自分では常に気をつけ、新人に教える時や、久しぶりに作業にあたる人にはなるべく気をつけるように伝えるよう、心がけでいます。
そして、刃物は常に切れ味を気にして作業します。自分達で刃を研ぎセットしています。また、刃物が回っている時の音や、木材をカットしてる時の音、機械音などなど、あらゆる所を意識して作業に当たっています。これらは、何年も作業しないと分からない職人の世界ではございますが、、
とにかくこれからも品質の向上は常に意識して卒塔婆造りをしていきたいです！
話は変わりますが、先日はお盆前というのもあり、古い卒塔婆の回収をさせていただきました。
あいにくの雨で回収に時間がかかってしまいご寺院様には大変ご迷惑をおかけしました。この日はトラックいっぱいになりました。また、古い卒塔婆を置く場所や屋根をつけていただいたご寺院様本当にありがとうございます。
古い卒塔婆は濡れて腐って来ると柔らかくなり、害虫が付きやすくなります。1番怖いのがシロアリです。皆様ご存知だと思いますが、シロアリは建物を食い荒らします。その原因の一つが腐敗で柔らかくなった木材です。特に屋根のない場所に古い卒塔婆が置いてあると害虫が付きやすくなります。また、シロアリは出た場所から30メートルぐらいは容易く移動し数を増やすので注意が必要です。
なるべく、古い卒塔婆は屋根があり濡らさずに置いておくのがベストです。古い卒塔婆でお困りの場合は気軽にご相談下さい。
まだまだ、雨のやまない日が続きますが、田中卒塔婆WORKSはあらゆる所でご寺院様に協力できるよう頑張り続けて行きますので、これからもよろしくお願いします。
では、また、ご報告させていただきます。
